2009年02月13日
中島ファミリー

中島ファミリー物語
言わずと知れた中島常幸さんの父は星一徹にも負けない熱血オヤジで、
子供の頃、相当なスパルタでゴルフの英才教育を受けた。
修学旅行も行かせないぐらい、ゴルフ漬けで、
そのハードトレーニングによって中島氏の栄光があるのだ。
10年ぐらい前、そのお父さんが亡くなった後、
極度のスランプに陥って、苦しいところを通ったそうだ。
そんな中、奥さんや子供たちに支えられ、立ち直った。(奥さん牧師だよ)
2年前に、沖縄の教会で講演会をしてくれたが、
その年の太平洋マスターズで熾烈な戦いを制して優勝した。
今までは、自分の精神力で乗り越えてきたが、
その時は自分以外の何かが働いて、優勝をプレゼントしてもらった、
みたいなことを話していた。この何かとはジーザスのことです。
お父さんのスパルタ特訓を受けたのは常幸氏だけではなく、弟の篤志氏も同様であった。
しかし、篤志氏はプロとしては芽が出ず、その後も心を病み、入院生活の中、苦しむ。
常幸氏とは対照的な人生を送るが、篤志氏によると、
兄の常幸氏は才能も当然あるが、それ以上に、ゴルフが好きであったこと。
父からの強制的な指導はあったにせよ、ゴルフが好きであった。
それがつぶれなかった理由だと。
篤志氏は兄ほど、ゴルフが好きではないらしく、
特訓に耐えたのは、父に受け入れられたい一心で頑張っていたと言っています。
これからもわかるように、
自分の気持ちを尊重して、好きなことをすることが大切ですね。
幸い、篤志氏はゴルフ場のオーナーとして、敏腕を振るって、
日本で始めて、車椅子の方でもゴルフができる、ゴルフ場として、
人にやさしい経営で好評だそうだ。
兄弟その歩みは異なれど、どちらも魅力的な人生を歩んでいることは確かだ。
Posted by パスター・レイ at 11:40│Comments(0)
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