2009年05月14日
愛しすぎる女たち

『愛しすぎる女たち 』ロビン・ノーウッド
依存症関係(とくにアル中)のバイブルのような本。
17年ぐらい前に読んだ時は、内容が信じがたかったが、
今読むと、多くの気づきが与えられ、よく理解できるようになった。
アル中の親を持つ娘が、家庭の修羅場を経験して後、
家を離れて自由になったにもかかわらず、
ふたたび、人生をリピートするかのように、
同じような、家庭を作り上げる。
別の本で書いてあったが、あるアル中の依存関係から解放された女性が
解放される前の自分を
「私は、野球スタジアムに何万といる男性の中に、たった一人のアル中男性が
いたとしても、その男を探し当て、惹きつけられるだろう。」
いや~、信じられない言葉だが、
良くも悪くも、私たちの幼少期に組み込まれたプログラムは
怖いほど、正確にリピートされる。
そのプログラムを書き換えるのは、容易ではない。
しかし、不可能でもない。
最後は、本人次第だが。
Posted by パスター・レイ at 19:04│Comments(0)
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