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2008年03月17日

韓国人を愛せますか?(新刊)



韓国人を愛せますか?(新刊)



韓国人を愛せますか? 』朴チョンヒョン




お隣の国、韓国、文化も見た目も似て、


とても近いようで、まったく人種が違う感じ。


ボクは、牧師になるための神学校なるものに、


4年間行ってましたけど、


そこの創立者が、韓国人で、


奉仕していた教会の3割ぐらいが韓国人でした。


そこで、思いっきりカルチャーショックを受けた。


金髪のアメリカ人なら、仕方ないと思うが、


似たような顔した人たちが、内面が全然、違うもんね。


はっきり物言うし、激しい性格の人が多いです。



アパートにある韓国人の60代の婦人が


遊びに来たことがあったが、


いきなり、タンスとか、冷蔵庫とか、勝手に開けるわけ。


仲良くなると、財布でも、何でも覗くんだ。


「何すんだよっ」と思ったけど、


悪意があるわけじゃないんです。


親しくなると、すべてを知りたいみたいなところがあるんだよね。


韓国行った時には、忙しいのに、ずっと、観光案内してくれて、


これでもかと言うぐらい、いろいろ食べさせてもらった。


帰りに、両手一杯のお土産も買ってくれた。


基本的に暖かくて、人懐っこいです。





ある時、韓国人の夫婦が日本に来たばかりで、


奥さんの方が、教会に来て、オルガンを練習しているわけ。


その隣の部屋で、ボクらは勉強していて、


はっきり言って、うるさくて集中できない。


それで、学生の連中で話し合って、


ヘッドフォンを買ってあげて、


それをプレゼントした。


練習するときは、


これ使ってください。


ボクらも勉強に集中できるし、奥さんもオルガンの練習できる。


合理的な解決だと思ったわけです。


その日の夜、その人のご主人から電話があった。


なんて、冷たい対応をするんだ。と


妻はずっと、泣いていると訴えていた。


ボクらは、唖然としてしまいました。


日本人て、衝突が嫌で、話し合うより、そういうことで解決しようする。(ボクらはそうでした)



しかし、それが冷たい態度に写ったみたいですね。


そうこうしながら、お互い歩み寄って、理解がだんだん深まってきました。



この本を読んでいると、あの頃の衝突などを思い出して、


そうそうって相槌打ったり、苦笑いしたりでした。


韓国人の目から日本人との違いを的確に書いていると思います。



ちなみに、韓国人は男同士でも手つないだり、一緒に泊まる時は、


同じフトン(ベット)で寝る。


あるゲイの日本人がそのように接するもんだから、勘違いして、


求愛したという話もある。


会話の時も、日本人より、15cmぐらい近づいて会話する。


この距離感が最初、怖い。(慣れるといい)


懐かしい思い出がよみがえって、


楽しめた本です。


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Posted by パスター・レイ at 22:31│Comments(0)本の紹介
 
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