2009年03月30日
ワルキューレ

『ワルキューレ』
4週間ぶりの映画でした。
トム・クルーズ主演の映画です。
第二次世界大戦のドイツの実話に基づくストーリー
ヒットラー暗殺計画は43回あって、その最後のクーデターを描いたもの。
ドイツの有名な神学者ボンフェッファーも暗殺計画で逮捕され銃殺された。
ヒットラーの独裁政治から祖国を救いだすため、良心に従った人たち。
しかし、見てると国民の大半はヒットラーに心酔していて、
国家的カルトのようになっていた感じでした。
彼らが国の英雄として評価されるのは、戦後の連合軍の介入があってのことだろう。
実話に基づくとあるから、暗殺が成功したか、失敗したかは、
歴史を知っていれば、わかっちゃうわけで、
ちょっと、先が見えてしまって、エンディングに物足りなさを感じました。
先行き不透明な昨今、ヒットラーのようなファシズムが台頭する土台は
十分あるわけで、「そんな状況で自分は良心に従えるか?」
とか、自問自答できる内容です。
Posted by パスター・レイ at 20:39│Comments(0)
│映画/テレビ