てぃーだブログ › じゃあがる通信 › 映画/テレビ › 映画の感想その8

2007年09月03日

映画の感想その8


映画の感想その8


 『聖なる嘘つき~その名はジェイコブ~


レンタルで見ました。


悲しくも、心を打つ映画でした。


この映画は第二次大戦中の、


ポーランドの「ゲットー(ユダヤ人居住区)」が舞台です。


彼らはナチスの監視下の中で、重労働にありながら、


いつ、ガス室に送り込まれるか?


そのような恐怖の中で生きています。


その過酷な状況に耐えられず、


毎日のように、ゲットーでは自殺者が出ます。


ジェイコブは、彼らに希望与えるために、


「もうすぐ、連合軍が攻めてきて、俺たちを解放する」


そう言って、ウソついて、人々に希望を与えます。




ここで、ウソについて考えてみると、


バイブルには「偽証してはならない」


とあるように、ウソをついてはいけない。



教会に行き始めの頃、


スーパーで買い物して、5千円渡したら、


レジの女性が1万預かったと勘違いして、


8千円いくら返そうとするわけ。


一瞬、「ラッキー」と思ったけど、


すぐ、天使が耳元でささやいたのか「正直に」


と言われたように聴こえ、「渡したのは5千円ですよ」


正直に言いました。


クリスチャンになって、だいぶ正直になったよ。


でも、ウソがすべて悪いのか?


となると、簡単にもいかないと思います。


昔から、癌患者に告知するべきか?


という議論があります。


当然、正直に話したほうが、良いと考えるけど、


でも、癌を告知すると、多くの場合、死期が早まってしまうそうだ。


それを考えると、真実と向かい会うことが良いのかわからない。


ボクの結論から言うと、


正直が良いのか?ウソも方便なのか?


そういう基準ではなくて、


その人が生かされる道を選択する。


これが大切だと思います。


絶望したユダヤ人に希望を与えるために、


ジェイコブのついたウソは実は真実なんだと思う。


愛だけが、真実だと思うんであります。はい。


同じカテゴリー(映画/テレビ)の記事
坂の上の雲 
坂の上の雲 (2011-12-13 09:49)

久しぶりに映画3本
久しぶりに映画3本(2011-06-07 19:07)

来年の大河ドラマ
来年の大河ドラマ(2010-08-30 08:23)

告白
告白(2010-08-20 09:57)


Posted by パスター・レイ at 00:34│Comments(4)映画/テレビ
この記事へのコメント
おじゃまします^^
真実?嘘も方便?どちらかに捕われがちですね〜。その人が生かされる道が大切。おっしゃる通りだと思いました!
病気のみならず、人間関係など、いろんな事にあてはまるような気がしました。
モヤモヤ考えてることへの気持ちの整理の良いヒントになりました。
感謝デス(^-^)/
Posted by プチローズ at 2007年09月03日 10:34
私も、その意見に賛成です。
>その人が生かされる道を選択する
いい言葉ですね。

レイ師、Good Newsです!
「Always~三丁目の夕日~」続編が11月に上映されるそうです!

監督のコメントに「続編製作はものすごく高いハードルです。1作目を超えなければならない訳ですから。でも、やるからには1作目を倒して、もっと凄いものを作りたいと思っています。」とありました。

楽しみだ~!
Posted by Minnie at 2007年09月03日 15:42
プチローズ さんへ>>

少しでもプチローズ のお役に立てていたら、うれしいっス。
ボクの方こそ、感謝デス(^-^)/

Minnieさんへ>>

この映画、ボクも大好きです。
とくに売れない小説家と男の子の関係が好き。
あの下町に住みたいと思いました。
2作目、楽しみです。
できれば、劇場で見たいです。
ご紹介ありがとう。
Posted by パスターレイ at 2007年09月03日 19:03
プチローズさんへ>>

呼び捨てになってました。すみません。
Posted by パスターレイ at 2007年09月03日 19:04
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。