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2011年07月31日

アメリカの宗教右派

アメリカの宗教右派

アメリカの宗教右派』飯山雅史


アメリカの宗教右派には「福音派」と「ファンダメンタル(根本主義」があって、

ビリーグラハムを代表するような穏健な保守派と、

極右のファンダメンタルと分かれる。


この2つのグループは宗教改革の頃からあって、

カルバンの現実路線の人たちを福音派と呼び、

過激なファンダメンタルな人たちを再洗礼派と呼ぶ。

著者の飯山さんは、福音派、根本主義のどちらも、

理解できない危ない連中と見ているようだ。

一番の理由は、天地創造とか、終末のハルマゲドンとかを

まともに信じているから。

昔、某新聞でもアメリカ人の多くが創造論を信じる人が多いことに驚き、

冷やかしの記事を書いていた。

カルバン派やリベラル派のように

聖書の記述をシンボルにすればまともと呼ばれるかもしれない。

しかし、私も聖書を字義通り単純に信じる者です。

もちろん、譬えとか、象徴を意味することまでそうではない。

「わたしは世の光です」とイエス様が言ったからって、

「何ワットぐらいですか?」とは言わない。

神が天と地を創造したと言ったら、そう信じているし、

アダムもエバも存在して、エデンの園もあったと信じる。

終末の黙示録の描写も信じています。

この世界には必ず終わりがあることも(それは近いと思っている)。

自分はいたって普通の人と思っていますけど、

第三者から見たら、危ない人なのでしょうね。

ソドムとゴモラの滅びの前に、

神に滅亡を予告されたロトという人は自分の身近な人たちに警告をした。

すると、みんなそれを信じなかった。「彼らには冗談に思えた」

そう書いてある。

多くの人には、聖書の話はおとぎ話や冗談のように思えるのだ。

しかし、読めば読むほど、聖書に感動しますし、

人間から出た書物ではないと確信するのであります。

みなさんも、この冗談に思える聖書ですが、一度、試してみては。

食わず嫌いではもったいない。







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Posted by パスター・レイ at 07:35│Comments(0)本の紹介
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