じゃあがる通信

「しかし、ペリシテ人の首長たちはアキシュに対して腹を立てた。
ペリシテ人の首長たちは彼に言った。『この男を帰らせてください。
あなたが指定した場所に帰し、私たちといっしょに戦いに行かせないでください。
戦いの最中に、私たちを裏切るといけませんから。
この男は、どんなことをして、主君の好意を得ようとするでしょうか。
ここにいる人々の首を使わないでしょうか。』」Ⅰサムエル２９章４節。

ダビデはペリシテの地に住んで、アキシュ王に気に入られています。

敵のペリシテ人の王に気に入られる生活。

ダビデのその頃の心はどれだけ複雑であったでしょう。

ダビデを見たペリシテ人たちは、ダビデが戦いに参加しないように反対します。

イスラエルに寝返っては取り返しがつかないからです。

これはペリシテ人の主張が正しいのです。

ダビデが二心を持っている事を彼らは見破っていました。

世の人たちの方が、クリスチャンの偽善を見破る場合があります。

ニーチェは神に逆らった哲学者ですが、

彼は「キリスト教は邪教です」と言う本を書きました。

クリスチャンを批判する内容ですが、読むとウチアタイーするのです。

彼はするどい洞察力で、クリスチャンの偽善を見破っているからです。

二心のクリスチャンよりも、ニーチェの方が筋が通っています。

私たちは神の子ですから、他の誰よりも偽りがないように、

高い基準を神様から求められています。