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2012年08月22日

今日のバイボー(210)

「また、ご承知のとおり、私たちは父がその子どもに対してするように、
あなたがたひとりひとりに、
ご自身の御国と栄光とに召してくださる神にふさわしく歩むように
勧めをし、慰めを与え、おごそかに命じました。」
Ⅰテサロニケ2章11、12節。


パウロは7節では、

「あなたがたの間で、母がその子どもたちを養い育てるように、

優しくふるまいました。」と母性愛で優しく接していた部分と、

父親のように、威厳をもって、厳しく断ち振る舞う、

両面をもって、接していました。

「母性愛の病理」という本が有名ですが、

日本人は母親中心の子育てによって、

母性愛の保護、優しさ、同情などの部分が強くなりました。

それはとても大切な要素なのですが、父性が欠けてしまっています。

責任を負う事、犠牲を払うこと、問題に直面した時、逃げずに立ち向かうこと。

このような厳しさを教えることも重要です。

竹島や尖閣諸島の逃げ腰外交は、

困難になると断固とした態度が取れない日本人の象徴的な行動です。

教会にもそのような病理が蔓延していて、

ある人々は神様が共依存の母親のようなお方だと勘違いしているようです。

テサロニケ教会は迫害で、信仰を持つのが困難でした。

パウロは慰めながらも、

「妥協はするな。立ち向かえ。勇敢であれ。」と厳かに命じたのです。

その結果、テサロニケ教会は、強く、たくましいクリスチャンに成長しました。

今こそ、父のような愛で接する時代です。


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Posted by パスター・レイ at 07:06│Comments(0)バイブル
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