じゃあがる通信

「そして彼らは、没薬を混ぜたぶどう洒を
イエスに与えようとしたが、
イエスはお飲みにならなかった。」マルコ１５：２３。

没薬入りのぶどう酒は、麻薬であり、

痛みを緩和させるためのものです。

ローマ兵にも多少の情けはあって、

イエス様の苦しみを和らげようと配慮しました。

しかし、イエス様はそれを断りました。

人類を救うために、十字架の苦しみ、痛みを

ダイレクトに受け止めたのです。

そのイエス様の打ち傷が、私たちにいやしをもたらしました。

私たちが神に祝福されて、人を祝福できる人になるには、

与えられた痛みを通過しないといけません。

その体験を成就した時、私たちは人をいやす人に変えられるのです。

しかし、現代の人は痛みを感じないようにして、

受け止めることをしません。

苦しみから来る、苦痛をあらゆる手段をもって、避けるので、

次のステップに進めないのです。

人生で痛みはつきものです。

たとえ、苦しくとも、痛みを通過することが、成熟に向かいます。

依存症や回避行動は、

現実の苦痛に直面することを避けるライフスタイルです。

イエス様はご自身が苦しみにあわれたので、

私たちの苦しみを理解して下さいます。

イエス様の胸に飛び込んで、その痛みの中で、

思いっきり泣き、イエス様に受け止めてもらう時、

私たちはいやしを体験して、

以前とは違う、

新しい領域に入った自分を知るのです。