じゃあがる通信

「彼らに捕らえられ、引き渡されたとき、
何と 言おうかなどと案じるには及びません。
ただ、そのとき自分に示されることを、話しなさい。
話すのはあなたがたではなく、聖霊です。」マルコ１３：１１。

あるご婦人が、教会のサマーキャンプで救われた証しについて話すことになっていました。

人前で話すことが慣れていない彼女は、

家で何度も原稿を手直しして、キャンプに来てからも、読み返していました。

そして、証しをする夜が来ました。

うまく話せるか心配な彼女は原稿を穴が開くぐらい見ていました。

彼女のご主人はあまりにも原稿に頼る妻の姿を見て、

これではいけないと思って、さっと原稿を取り上げて言いました。

そして、「十分に準備したんだから、本番では原稿を見ないで、

聖霊に頼って証ししなさい。」と一言。

原稿のない彼女は不安になって、祈るしかありませんでした。

しかし、その時、初めて聖霊により頼む祈りができたのです。

結果は、このキャンプで一番、感動的で参加者に信仰の飛躍を与えるものでした。

聖霊に頼る彼女をその通り、祝福して下さったのです。

聖霊に頼る以外にない状況はかえって、幸いなのです。

自分の能力を越えたことを聖霊はして下さるのですから。