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2012年06月06日

今日のバイボー(178)

「それまでペリシテ人につき、彼らといっしょに陣営に上って来ていたヘブル人も転じて、
サウルとヨナタンとともにいるイスラエル人の側につくようになった。
また、エフライムの山地に隠れていたすべてのイスラエル人も、
ペリシテ人が逃げたと聞いて、
彼らもまた戦いに加わってペリシテ人に追い迫った。」Ⅰサムエル14:21、22。


ヨナタンがペリシテ人と戦った時、

何とペリシテ側に味方していたイスラエル人がいたのです。

さらに戦いから逃げて、山で隠れていたイスラエル人も出て来ました。

彼らは神の民が不利だと見ると、敵の側についたり、

逃げてしまう利己的な人たちでした。

そんな敵についていた兵士や隠れていた兵士も、

ヨナタンが勇敢に戦っている姿を見て、

自分を恥じて、悔い改めて、ヨナタンの後について行きました。

ヨナタンの信仰が人々に勇気を与えたのです。

江戸時代のキリシタン迫害時代に、

米沢藩に甘粕右衛門という優秀なキリシタンがいて、

若くして藩の重臣となっていました。

しかし、東北にもキリシタン弾圧の通達が幕府から命じられて、

キリシタンを検挙するようになりました。

右衛門は自らキリシタンであることを名乗りました。

人望の厚い右衛門は、一言信仰を捨てたと言えば、

隠れて信仰を守っても良いと説得されましたが、

それをきっぱり断りました。

右衛門は富と名誉を捨てて、

キリストのために苦難の道を選択しました。

処刑場に連れて行かれる道を右衛門は天を見上げて堂々と歩いていました。

その輝く姿に人々は感動したと言います。

そして、恐れて信仰を隠していた信者たちが、

右衛門の信仰を見て勇気が与えられて、

一人、また一人、自らキリシタンだと名乗って、処刑の行列に加わりました。

その感動的な光景は米沢の人々の心に刻まれ、

代々語り継がれています。

あなたの信仰は人々にどんな影響を与えるものでしょうか。


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Posted by パスター・レイ at 07:02│Comments(0)バイブル
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