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2012年03月28日

今日のバイボー(138)

「まして、キリストが傷のないご自身を、
とこしえの御霊によって神におささげになったその血は、
どんなにか私たちの良心をきよめて死んだ行ないから離れさせ、
生ける神に仕える者とすることでしょう。」ヘブル9:14。


人間は罪を犯して神のかたちを大きく損ないましたが、

「腐っても鯛」と言いますように、

まだいくらか神のかたちを宿しています。

残された神のかたちとは、

人の心にある「良心」です。

この良心があるゆえ、

人間が悪に向かって暴走することにブレーキをかけます。

この良心は私たちが偽った時、曲がったことを行う時、

警告を発して、心を責めます。

しかし、人間から罪がなくなることはないので、

良心は絶えず心を責めます。

良心の責めがまったくない人はやくざや泥棒のように、

良心を麻痺させているか、鈍感であるかのどちらかです。

正常に良心が機能している人は、良心の責めに悩むはずです。

この良心の責めから何とか逃れるために、

人は脅迫行動を取ります。

仕事とゴルフで家庭を顧みないお父さんが、

たまに家族を旅行に連れて行って上げます。

良心が痛むために罪滅ぼしです。

理由もないのにへらへら笑ったり、

部屋をほこり一つないぐらいきれいにしたり、

みんな良心を和らげる脅迫行動です。

これを神様に対しても行います。

悪いことをした週の礼拝で信仰熱心な姿をしたり、

献金を増やしたり、

みんな良心をなだめるための供え物です。

これを「死んだ行い」と言います。

良心の責めから解放するのはイエス様の血のみです。

この血のきよめ、赦しを受けた時、

脅迫的信仰から自由になります。

まったく赦された者として、

真の礼拝、感謝のささげものができるのです。


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Posted by パスター・レイ at 08:11│Comments(0)バイブル
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