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2012年02月06日

今日のバイボー(107)

「ところが、ハマンはモルデカイひとりに手を下すことだけで満足しなかった。
彼らがモルデカイの民族のことを、ハマンに知らせていたからである。
それでハマンは、アハシュエロスの王国中のすべてのユダヤ人、
すなわちモルデカイの民族を、根絶やしにしようとした。」エステル3:6。


ハマンはモルデカイが自分にひれ伏さなかったので憤っています。

このようなワンマンでうぬぼれの強い人はどこにでもいます。

問題はハマンの怒りがモルデカイだけにとどまらず、

ユダヤ人全体に向けられたことです。

この飛躍はどこから来るのでしょうか?

これは人間の憎しみや思惑を越えた悪しき者の強力な働きが確実に存在します。

現在、イスラエルは四国ほどの小さな国です。

それに比べ、アラブ諸国は何十倍も領土とお金と人口を抱えています。

普通なら弱小のイスラエルの存在など関心が薄いのが普通です。

かつてエジプトのナセル大統領は、

「ユダヤ人を一人の残らず地中海に沈めるまで戦う」と宣言しました。

ユダヤ人に対する憎しみは神の選びへの挑戦です。

現在、イスラエルはますます孤立して、ますます憎まれて行きます。

これは世の終わりが近いことを意味します。

このイスラエルと運命をともにするのは教会だけです。

ですから、パウロはこの世と調子を合わさないように警告しているのです。


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Posted by パスター・レイ at 07:50│Comments(0)バイブル
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