じゃあがる通信

「あなたは人々に、私たちの頭の上を乗り越えさせられました。
私たちは、火の中を通り、水の中を通りました。
しかし、あなたは豊かな所へ私たちを連れ出されました。」詩篇６６：１２。

『トンネルを抜ければ、そこは雪国だった』とある小説の冒頭にありますね。

長く暗いトンネルの先に雪の銀世界が待っている。

私たちも試練を通ると、心は真っ暗闇のトンネルのようでその先どうなるのか？

もうだめになってしまうのでは？

そう不安が募り、思い煩いになります。

ある繁華街を歩いてみると、占い師がいて、行列ができていました。

占いとは不安な現実でその先がどうなるのか？

未来を覗きみたい、そういう願望があるからでしょう。

私たちの人生は他人に占ってもらう必要はないし、

どんなに真っ暗闇でもその先にあるのが見えているからです。

その先とは何でしょう。それは「豊かな地」です。

神様は私たちを豊かな地へ導こうとされています。

イスラエルは確かに罪深く、自分勝手な人たちでした。

それでも忍耐強く、彼らを愛して、彼らを火で練られて、

その中でイスラエルを変えられて行きました。

私たちも自分の自己中心、頑なさゆえに、そのままでは不幸な人生を送ってしまう。

それで神様は私たちを訓練します。

あえて、人が私の頭上を踏んづけるような屈辱も許されます。

しかし、それは私たちを造りかえて、豊かな所へ導くための計画なのです。

あなたの人生の先にあるものを知っていますか？

それは豊かな良い場所、幸せの実を結ぶ所です。