じゃあがる通信

「サマリヤもまた、あなたの罪の半分ほども罪を犯さなかった。
あなたが彼女たち以上に 多くの忌みきらうべきことをしたので、
あ なたのしたすべての忌みきらうべきことが、
あなたの姉妹たちを正しいとした。」エゼキエル１６：５１。


ダビデ、ソロモン王朝の後、イスラエルは南北に分裂して、

北イスラエル、南ユダと分かれました。

その２つの王国の歴史をたどって行くと、

北イスラエルはずっと堕落して悪い王ばかりが続いています。

それに対して南ユダは悪い王もいましたが、良い王も輩出して、

神に仕える期間もあったのです。

しかし、神様の判断では南のユダの方を問題にしています。

南ユダの罪は北イスラエルよりも重いと言っています。

それは南ユダがキリストにつながるダビデの王位を継承しているからです。

アダムとエバがエデンを追い出されたのは女性のエバがへびに欺かれたからです。

アダムはそのエバにつき合って果実を食べたので、

人間的に見れば、一番はエバが咎められるべきです。

しかし、神様はアダムを責めています。

アダムの罪として聖書には描かれています。

それはアダムに神様は地上の管理を委ねたからです。

神様は大きい祝福を委ねた者に大きな責任も要求されます。

私たちが未信者の人たちより、

少しばかり正しい生活をしているからと責任から逃れるわけではありません。

私たちクリスチャンは祝福の基になりました。

Ⅱ歴代７章１４節に
「わたしの名を呼び求めているわたしの民がみずからへりくだり、
祈りをささげ、 わたしの顔を慕い求め、その悪い道から立ち返るなら、
わたしが親しく天から聞いて、 彼らの罪を赦し、彼らの地をいやそう。」

　この世界の問題を「政治が悪い」「社会が悪い」と考えるのは、

霊的本質が見えていません。

真実に神に向かうクリスチャンがいれば、この地はいやされるのです。

罪赦され、キリストにある豊かな富をいただいた私たちには

大きなものが委ねられています。