じゃあがる通信

「イスラエル人の中で、まだ自分たちの相続地が割り当てられていない七つの部族が残っていた。
そこで、ヨシュアはイスラエル人に言った。
『あなたがたの父祖の神、主が、あなたがたに与えられた地を占領しに行くのを、
あなたがたはいつまで延ばしているのか。』」ヨシュア18：2，3．

イスラエルはカナンの地の多くを占領しましたが、７部族は戦いを避けて定住ではなく、

移動生活を続けていました。

カナンの地は私たちの心の領域と言えます。

私たちは自分の弱さ、罪深さに直面すると、それを克服するために立ち向かうのではなく、

直面するたびにその問題を避けて、漂流者のように生きています。

その時はそれが楽な道に見えるのですが、定住地のない生活は不安定で、

つねに不安、恐れがつきまとい、それが自分自身を苦しめるのです。

プロ野球の野村元監督は言います。

「一流選手になるためには長所を磨くのではなく、欠点をいかに克服するかにかかっている。」

と言いました。

私たちの人生も自分の弱さ、欠点によって足元をすくわれることが多いのです。

問題を避けて楽な道を選ぶのではなく、

それが多少辛くても乗り越えられるように立ち向かう人生を歩もうではありませんか。