2010年01月07日
自立?

よしもとのある漫才コンビはは
結成当時から、ずっと、仲が悪かったそうだ。
ある時は、本番でも目を合わさず、露骨に仲の悪さが見れたと言う。
いろんな人が仲立ちして、仲を取り持とうとするがうまくいかない。
とくに、AはBがいるために、自分の才能が摘み取られていると感じた。
ある舞台で、Bが連続してとちってしまった。
それで、怒った責任者が、Bを降ろして、
Aにピンとして漫談をするように、仕向けた。
Aは自分の能力が認められるチャンスだと思った。
そして、気合を入れて本番にのぞんだ。
最高のネタを準備して、
練習を重ね、最高の状態に仕上げて、
いざ、舞台へ
結果は、散々であった。
まったく、客が笑わない、反応しない。
彼が自信をもっていたネタも空振りだ。
彼はその時、悟った。
足を引っ張っていると思ったBが、
どれだけ自分を活かしていたか。
自分の才能を引き出していたかを。
パウロは自分をわきまえることを強く教えている。
わきまえるということは、けっこう、難しい。
何気ない日常で、当たり前に生きているが、
その中で、多くの人と接触し、かかわっている。
自分は自立して、しっかりと自分の足で立っていると思っている。
自分が努力して、何かを成し遂げれば、
鼻高々になって、自信を持つ。
しかし、気づかないだけで、
どれだけ、自分が多くの人に支えられて、助けられてきたか。
自分のとがった心に刺されて傷ついた人が、
自分の知らないところで、どれだけいるだろうか。
そして、その人たちが、自分にそのことを指摘せずに、
ぐっと飲み込んで、我慢したかを。
そのよう赦しがあって、
自分は当たり前の日常を今日も迎えていることを。
振り返ると、
自分の親、兄弟が、どれだけ自分のわがままに目をつぶったか。
自分の隠れたところで、
聖霊がいいようもないうめきをもって、
自分のいたらなさ、足りなさをとりなしているか。
そして、そのとりなしで立つことができたのに、
それを知らずに、素敵な朝を迎えて、
のほほんと生きられる。
神はどんな人にも太陽を昇らせ、
雨を降らせ、支えている。
けっして、そのような恵みをやってあげてると
自己主張しない。
パスカルは「一番罪深いことは、鈍感であること」
神が人が、自分を愛し、支えていることに鈍感である。
このような見えない恵みに
少しでも繊細でありたいと願うこの頃です。
わきまえるということは、けっこう、難しい。
何気ない日常で、当たり前に生きているが、
その中で、多くの人と接触し、かかわっている。
自分は自立して、しっかりと自分の足で立っていると思っている。
自分が努力して、何かを成し遂げれば、
鼻高々になって、自信を持つ。
しかし、気づかないだけで、
どれだけ、自分が多くの人に支えられて、助けられてきたか。
自分のとがった心に刺されて傷ついた人が、
自分の知らないところで、どれだけいるだろうか。
そして、その人たちが、自分にそのことを指摘せずに、
ぐっと飲み込んで、我慢したかを。
そのよう赦しがあって、
自分は当たり前の日常を今日も迎えていることを。
振り返ると、
自分の親、兄弟が、どれだけ自分のわがままに目をつぶったか。
自分の隠れたところで、
聖霊がいいようもないうめきをもって、
自分のいたらなさ、足りなさをとりなしているか。
そして、そのとりなしで立つことができたのに、
それを知らずに、素敵な朝を迎えて、
のほほんと生きられる。
神はどんな人にも太陽を昇らせ、
雨を降らせ、支えている。
けっして、そのような恵みをやってあげてると
自己主張しない。
パスカルは「一番罪深いことは、鈍感であること」
神が人が、自分を愛し、支えていることに鈍感である。
このような見えない恵みに
少しでも繊細でありたいと願うこの頃です。
Posted by パスター・レイ at 10:33│Comments(0)
│コラム
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