2009年09月08日
カバちゃんの死

昨年の4月に、家の駐車場に小屋ごと捨てられていたウサギ。
オスかメスかわからないので、カバちゃんと名付けた。
かなりでかい体で、食欲旺盛。
一度放すと、捕まえるのがたいへん。
抱っこすると目を閉じてかわいい仕草をして、愛おしかった。
そのカバちゃんが昨日、亡くなりました。
激やせして、体が動かなくなったので、これは重症だと思いました。
次女が病院に連れてってとせがむが、
ここまで重症だから助からない、生き物とはそういうものだ。
と断った。
次女はズボラの性格でカバちゃんの世話をほとんどしなかった。
ウンチも掃除しないので、見かねたボクかワイフが片付けるわけね。
普段、世話をしないで、何かあったら病院で解決とかと言うのは
どうかなとか思ったし、
お金もけっこうかかるんですね(犬の骨折の時はたいへんでした)。
でも、ずっと泣いているもんだから、
ワイフが見かねて動物病院へ連れて行ったわけです。
しかし、2日目で亡くなった。
次女はずっと泣いていて、ここまで泣くのかと予想外でした。
携帯やネットのバーチャルな世界で生きる今の子供たち。
ゲームでキャラクターが死んでも、リセットすればよみがえる。
動物は生き物だ。世話をしなければ弱るし、
いつかは死ぬ、死んだらもういない。
動物とはいえ、生死を体験する機会となった。
人間関係も自分に角があれば、人を傷つけるし、
相手のでっぱりで自分も刺される。
そんな経験を通して、距離感とかやりくりを学ぶ。
話が飛躍しましたが、
1年半とはいえ、一緒に過ごすとカバちゃんの死は
うちの家族に悲しみ与えました。
Posted by パスター・レイ at 07:13│Comments(0)
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