2009年08月24日
村上選手の偉業

世界陸上はボルト選手の活躍で盛り上がっているが、
日本選手もけっこう健闘しているみたい。
女子マラソンの尾崎選手が銀メダル。
あまり、注目されなかったのがかえって、リラックスできたのかな。
ほんと、日本の女子マラソンはここんところ、レベル高い。
今回、もっとも感心したのが、男子やり投げの村上幸史選手。
デカイ体をして、すごい背筋力の外国人の中で、この成績はすごいと思う。
なんでも彼は中学で野球をしていて、かなり将来を有望された人だったそうだ。
彼の強肩にほれ込んだ、元やり投げの先生がいて、
彼をやり投げ競技に誘った。
野球の有名校のスカウトをつっぱねて、
やり投げの道へ進んだ。
その後、ふざけ半分でスピードガンで測ったら 154キロ出したと。
154キロはかなりすごいよ。今、注目の菊池投手ぐらいだから。
本格的にやったらどうなるのか?とか、いろいろ色気が出るんだけど、
彼はわき目も振れず、やり投げに精進し、銅メダルを獲った。
この前、食堂でランチしていたら、
中学の教員していた中年男性と知り合いになった。
その人は、陸上部の顧問をずっとしていて、多くの選手を育てたそうだ。
彼が言うには、野球部とか球技系は小学生で身体能力の高い子には、
早くから目をつけていて、スカウトして球技に入れてしまうんだとか。
だから、野球やっている子とかで、陸上やらせたらすごい、という選手は
ゴロゴロいるんだって。
野球と比べて、陸上は目立たないから、どうしてもそっちへ流れるんだそうだ。
いろいろスポーツの適正検査として、適材適所で選手を育てたら、
オリンピックで活躍する日本人が増えてくるでしょうね。
Posted by パスター・レイ at 07:41│Comments(0)
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