2009年06月15日
女性のたくましさ
五体不満足で有名な乙武洋匡さんが、
街中で電動車いすを走らせていたら、黒い高級車が止めてあって、
そこから、貫禄のあるいかにも、やくざ屋さんらしき人が出てきた。
親分みたいな人が、乙武さんに名刺を渡して、
「兄ちゃん。何かあったら、ここに連絡しな」
そう言われたんだそうだ。
そして、家に帰って、お母さんにそのことを話したら、
お母さんが言った。
「そりゃあ、あちらさんは、
せいぜい両小指2本詰めるてるのが精いっぱいだわ。
しかし、お前は両手、両足詰めてんだもん。
お前の方が先輩だわ。」
みたいなことを言われたんだと。
こういう肝っ玉母さんに育てられると、たくましくなるよね。
母性病理が叫ばれる昨今、
人生の不条理に負けずに、笑い飛ばすような大らかさが求められる。
あと、武田鉄也さんの実家も貧しくて、
たまに給食費が払えなかった。
お母さんにその恥ずかしさを訴えたところ、
「大丈夫。学校はお前一人ぐらい
給食費払わなくても倒産しないんだから」
って言われたんだとか。
ほんと、女性はたくましいのがいいな。
以前、長女の担任の先生から電話があって、
なんでも、不良の怖い先輩がいて、
うちの長女に目をつけているんだとか。
それで、生意気だと言われて、呼び出しくらったけど、
無視して行かなかったそうだ。
心配して、家に帰ってきた長女に
「大丈夫か?」
って、長女に聞いたら、
「なんで?別に何も悪いことしてないもん」
って、涼しい顔していた。
小心者の父親と違って、肝が据わっている。
ボクも中学の時、不良の先輩に呼び出しくらって、
足ががたがた震えて、ちびりそうだったもんね。
女性はたくましい。
21世紀の日本は女性が支えるであろう。
最後に預言してみました。
Posted by パスター・レイ at 20:21│Comments(0)
│コラム