じゃあがる通信

生まれてから、今まで、ずっと悩まし続けられた人。

失望させられ、それでも、離れることができない人。

しかし、また、一番気になり、ずっと、その人のことを考えている。

本当のその人を見たくない、嫌いでどうしようもない、しかし、

その人に執着していしまう。

いつも、その人を保護し、その人を責める者には、敵意を向ける。


その人とは自分。

人を愛しているようでも、自分が愛されたいために人を愛している。

嫌な人間関係も、無理して付き合う。自分が嫌われたくないから。

それほど好きではない人ともつきあってしまう。自分を好きだと言ってくれるから。


この自分から解放されたら、幸せになれる。


小さい頃、砂場で日が暮れるまで、夢中で遊んだ。


高校の時、野球部の最後の夏を、夢中で応援し、一喜一憂した。


救急病院で高熱を出した小さい子供を、

パジャマ姿でヤマンバみたいな髪をしたお母さんが、必至で背負って運んできた。


そんな夢中になれている時は、自分を忘れている時。


心のフォーカスが自分から、外へ焦点が向けられる時、

ボクらは自由になれる。