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2008年12月31日

希望

希望

2008年も残りわずかです。

皆さんに、私に代わって、うちのチロがお礼を申し上げます。

「今年もお世話になったワンシーサーオス

「100年の一度の大不況の到来」

と言われて、来年はどんな年になるんだろう。

そう不安を覚えておられる方もいらっしゃると思います。

その100年前はアメリカ発の世界大恐慌が起こりました。

確かに、不況ではありましたが、深刻になった理由はこうだ。

ある時、アメリカの複数の大都市で、「多くの企業が不当りをだしている。

貯金を下ろさないと、銀行が倒産する」

そういう根も葉もない噂が流れた。

不安にかられて大勢の人が、自分の貯金を現金に代えた。

そのことによって、細々と、不況の中、がんばっていた中小企業が

次々に倒産して、なんと、1200万人の失業者を出す大恐慌となった。


時の大統領はニューディール政策で大恐慌を持ち直したと歴史で評価された。

しかし、本当のところは別にある。

ルーズベルトはアメリカ中の著名な牧師をホワイトハウスへ呼び出した。

「あなたがたに、ラジオの1チャンネルを全部、ゆだねる。

一日中、バイブルを通して、希望と愛を語り続けてほしい。」

そういって、「道端の談義」という番組が始まり、

愛と希望メッセージがアメリカ中に流れた。


それを聞いて、不安を取り除かれた人々が、

一人、また一人と銀行に預金して、ふたたび、経済は

息を吹き返した。

どんな時も失っていけないものは、希望。






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Posted by パスター・レイ at 16:56│Comments(0)コラム
 
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