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2008年11月03日

生き様は死に様

生き様は死に様

北山原殉教地(山形県米沢市)


上杉景勝に仕えた名将甘糟右衛門と187人の殉教者が出た場所。


甘糟右衛門を拷問にかけた役人は上司に


「彼は転ばず」


と報告している。


この報告は役人として、キリシタンを転覆させることを命じられた者として、


自らの失態を報告しているのである。


銀行の支店長が「多額の焦げ付きを出しました」と


言っているようなもの。


それは、甘糟右衛門がどんな拷問を受けても、信仰を捨てない姿勢に


感動し、その気高さに畏敬の念をこめてのこと。


キリシタン時代の殉教者がいつも心に抱いていた

「マルチリオの栞」に「殉教の条件3カ条」がある


殉教とは

1.死ぬこと

2.それはキリストのために

3.それは無抵抗であること


このような愚直なまでの生き方(死に方?)に憧れる、今日この頃です。







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Posted by パスター・レイ at 09:17│Comments(0)コラム
 
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