2007年06月17日
捨てられた石
明日は日曜日、教会で一品持ち寄りがあるので、
特別、カレーを作りました。
一晩、寝かせて、明日はおいしくなっている予定です。
ミケランジェロがフィレンツェ市から、街を守るシンボルになる彫刻を依頼されました。
作品に使う石を探しに、石切り場に行った所、
ある彫刻家が、作品を手がける途中で投げ出した石が捨ててあった。
その中途半端に削られた石を見たミケランジェロは、激しいインスピオレーションを受け、
その捨てられた石を拾い上げ、手を加え始める。
そうして、出来上がった作品が、代表作の『少年ダビデ』である。
人が見捨てた石が名作を生む。
今、かかわっている中学の女の子がいるんですけど、ひきこもりがちで、
4月に中3になって、まだ、5回ぐらいしか登校していない。
聞くに耐えない生い立ちで、今の現状も仕方なく思う。
でも、彼女をサポートしている公文をしている婦人がいるんだけど、彼女の学力をテストしたら、
今まで、何百人教えたけど、見たことのない才女なんだって。
中学もほとんどいっていないし、家でも勉強しているわけでもないのに、1年、2年と学年トップの成績だと。
でも、対人恐怖がひどくて、学校に行っても、頭痛や吐き下がして、保健室に行ったり、早引きしたりで、
まともに授業受けられないんです。
彼女にとって、ボクは怪しいおじさんでしかないけど、何度か訪問したり、
一緒にカラオケに行ったりして、少し、心を開いてくれたみたい。
カラオケでは彼女は最近の歌うんだけど、ボクと連れのおばさんは、80年代

歌にはお互いに共感は難しいけど、同じ時間を共有して、絆が生まれたらいいと思います。
彼女は社会に適合できない、見捨てられたような存在に見えるかもしれない。
でも、すごい可能性があるんだよね。
ミケランジェロのような腕前で、彼女の人生を花開かせたらいいけど。。。。
まあ、そんな気負いではなく、ジーザスに期待して、時間かけて、かかわっていこうと思います。
Posted by パスター・レイ at 00:11│Comments(0)
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