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2006年09月07日

死後の世界

タイトル見て、引かないでね。

まじめに、「死後の世界」を考えて見ます。

死後の世界




E・キューブラロス博士の「死ぬ瞬間」という本がだいぶ前に、ベストセラーになりました。

このキューブラロス博士は精神科の医者で、その本の中で、1000人以上の「臨死体験

を経験した人にインタビューした。(臨床的に死を宣告された後、自分の体から意識(魂?)が解離し

て、お花畑に行ったとか、長いトンネルの後、光の国に行ったとか、そういうことを体験して、ふたたび

生き返った人たち)

彼らの体験を注意深く、書きとめ、整理した博士が、一つの結論を出した。それは、

「死後の世界は、もはや信仰の対象ではない。確認できる世界である」

普通、信仰というのは見えないけど、存在すると信じることを言うでしょう。神様とか、天国とか。そうい

う、「あるのかな?、ないのかな?」と信じる対象ではない。確認できる世界。私の目の前に今、パソコ

ンがあるように、確認できる世界だと。

つまり、「死後の世界は絶対ある」

と確信をもって言っている。

宗教家が言ったんじゃないよ。医学博士が言ってます。


私は仕事は牧師をやってるんですけど、バイブルでは、死後の世界はあると、はっきり書いてある。

那覇市にミッション系の病院があるんです。そこで、以前、働いていたんですが、

こういう出来事がありました。ある骨肉腫の余命いくばかりもないSさんという宮古島から来た、女性が

いた。とても、明るい人でしたが、病状はしだいに悪化して、とうとう、危篤になりました。

その病院では、キリスト教精神にのっとって、精神的ケアもやっているので、天国の希望をもってもら

うようにと、信仰を薦める。その危篤のちょっと前に、意識がもうろうとしている中、チャプレン(病院専

属の牧師)が「キリストを信じませんか?」と尋ねたら、彼女は「信じたいけど、よくわからないので、信

じることができない」みたいなことを言いました。

その後、危篤になり、夜中の12時頃、ドクターの確認で亡くなったと宣告されました。


ところが、3時間後(記憶では)に、Sさんは、目を覚ました。その時も、虫の息なんですが、

表情がぜんぜん、違う。明るくニコニコしていた。

「Sさん。どうされました?」とチャプレンが尋ねると、「私、キリストを信じるわ」と言ったそうです。

その心境の変化に、何かあったのですか?と尋ねると、Sさんは3時間の中で、臨死体験をしたと言う

んです。輝く光の中で、キリストが彼女を迎え入れ、暖かく包んでくれたと言うんです。

そうこうしているうちに、意識が戻ったと言うことです。

それでも、自分は死ぬことを覚悟していたようで、簡単にですが、洗礼をさずけて、Sさんは、夜明け前

に、本当に亡くなりました。死ぬ前に、か細い声で、Sさんは「もう、死ぬのは恐くない」と笑顔で言った

そうです。(キューブラロス博士も、臨死体験者は死を恐れなくなると言っていました)

ボクはこのチャプレンから直接、翌日の昼勤務の時に聞きました。


たまに、葬儀屋さんから依頼を受けて、告別式の司式をすることがあります。

先月も、ある男性の前夜式、出棺式とやりました。まだ、50代の人で、子供たちは高校生の男の子も

いました。本当に気の毒でした。

それでも。こんな状況で、私は説教をしないといけません。いつも、テーマは同じです。

「死後の世界」の話です。死を前にして、本当の慰めはこれしかないんです。

バイブルの中で、パウロという人が、「オレ、復活とか、死後の世界の話をしているけど、もし、そんな

世界がフィクションなら、オレの仕事は詐欺師だよ。でも、ホントに死後の世界あるよ。見たもん。」

みたいなこと言っている。

ボクも「死後の世界はあります」って大胆に言う。確信を持って言う。気休めではない。だから、奥さん

、ご主人とは、しばしの別れだよ。必ず、再会があります。はっきり言う。あいまいに言わない。


でも、ボクも見たわけじゃない。だから、信仰の対象。それでも確信している。

死後の世界があることを。



このブログ見た人で、そういうの体験した人、いたら、連絡して。インタビューさせて。

あんまり、カミダーリーして、やばい人はだめよ。



死後の世界


ある女性の洗礼式


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Posted by パスター・レイ at 20:13│Comments(5)コラム
この記事へのコメント
おはようございます、レイ師。
実は私の祖父も同じような体験をしたことがあるのです。。
祖父が危篤状態に陥った後、意識を回復したんですが
表情が凄く穏やかになっている。。。
なぜかと問うと、危篤状態の時にイエスさまにあったという。。
イエスさまは「あなたは大丈夫、天国にいけます」と
祖父に言われたそうです。
祖父はその後なくなりましたが、実に穏やかな死でした。。
イエスさまに感謝します。。
Posted by gen at 2006年09月08日 10:08
フラットライナーズとか言う、映画で臨死体験できる方法やってました。
genさん試しに、お祖父様に久しぶりに会いにいくと言うのはどうでしょう。。。
Posted by パスターレイ at 2006年09月08日 21:38
レイさん
さっきまでブログ繋がりの友人とオチャしてました・・
(ツカジさん曰くチョイワル主婦です)
わたしは昨日ココを見てなかったのですが・・・
彼女たちはちゃんと見てて
この写真の話しをしてました・・・
Posted by キョーコ at 2006年09月09日 00:54
こんにちわ~、イスラエルでご一緒して、東京の服部セミナーでもお会いしたちかこです。キョーコさんのブログからきましたー。懐かしいイスラエル、又行きたいー、もちろんヤロンと!
私の祖母もなくなる数日間前から殆ど意識がなかったのですが、ある時、イエスさまがいるよ、イエス様がいるよ、と言ってたそうです。その後一時期意識を回復して、不仲だったお嫁さんに誤り、仲良くなって、そうして天国に召されました。そのお葬式はそれは素敵で、私はいつも間違って、おばあちゃんの結婚式のとき・・・、と話してしまうくらいで、本当に花嫁としてイエスさまが迎えてくださったんだと思えるのです。この世では上手く行かなかった結婚生活だったけど、今、幸せなんだろうな。
Posted by ちかこ at 2006年09月11日 23:46
いや~。ちかこさんですか。
はいはい、存じてます。
やっぱり、このコメントはアメリカからですか?
すごい、ネットワークになりました。びっくりです。
なんか、ちかこさんと、距離が近くなりましたねー。

実は、来週ですけど、服部さんとこに、カウンセリングに行きます。
沖縄に服部さんを紹介したくて、その橋渡しを考えています。
服部さんの治療を、ぜひ、沖縄に。
ちかこさん、これからも、コメントしてくださいね。
Posted by パスターレイ at 2006年09月12日 19:49
 
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