幸せ指数

パスター・レイ

2006年08月31日 23:42






イスラエルに咲いていた花 パート2






みんなそれぞれ、幸福感は違うと思うけど、

今回は幸せ指数について考えてみたい。


ボクが小学生ぐらいの時、「世界びっくり人間」とかいう番組が確かあった。

その中で、天才少年少女が出てきて、複雑な数学の公式を解いてみせたりして、

大人を驚かせていた。


その後、学者の研究チームがそのような、天才と呼ばれた子供たちのその後を調査した。

つまり、大人になった、天才少年少女。

結果はあまり、うまくいっていないそうです。(たぶん天才って持ち上げられて調子に乗ったと思う)



それで、人間はIQ(知能指数)の高さで幸せになるのではないとわかった。



今から、10年ぐらい前に、今度はEQというのがはやった。

これはEmotional Quotient:情緒指数。つまり、情緒が豊かな子。喜怒哀楽を素直に出せる子。

そういうのが、幸せになると、言われた。そして、EQを伸ばす教育の本やハウツーものが出回った。


今、もっと大切なものがあると言われている。

それは「NQ」  (Network Quotient:人間関係指数)」

人とのコミュニケーションが豊かであればあるほど、それが幸せ指数と正比例すると言うこと。


でも、今、その人間として大切な、コミュニケーションがうまくできない人がたくさんいるんだ。

ボクの友人でジョシーっていうのがいるんだけど(彼も牧師)、ジョシーはたくさんのひきこもりの若者

を治療している。みんな、人間関係で傷ついている。

その根本原因は親との関係のトラウマ。

 幼少期は、人生の大切な基礎を築く時。

その時期に、もっとも身近な親と人間関係の基礎が築けなかったゆえに、20代、30代の人たちが苦

しみもがいている。



今、少子化が問題になっている。それは、子供を産まない理由もあるけど、もう一つは、若い人が結婚

しないから。

マスコミでは結婚に魅力を感じなくなったって、価値観の変化って言っているけど、

それ以上にある原因は、おつき合いができない男女が増えている。



孤独な人たちの中で、どこに希望をおいたらいいか?



また、明日、続きを話すね。
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