お客さんは神様か?
三波春夫の「お客様は神様です」のフレーズはあまりにも有名です。
しかし、この言葉は氏の意図したことと意味が違うことが
彼のサイトの原文を見ればわかります。
「歌う時に私は、あたかも神に祈るように、雑念を払って、
心をまっさらにして歌わなければ良いものを披露できないのです。
ですから私はお客様を神様とみて歌うのです。」
「お客さんを神様とする」ことではなく、神様とみて歌うのです。
これはイエス様が「しかも最も小さい者たちのひとりにしたのは、
わたしにしたのです。」と言われたように、
私たちも小さな者を邪険に扱うのではなく、
イエス様に対してするようにと言う事と似ています。
人と神が入れ替わることはありません。
私たちが最も大切にするお方は神様です。
しかし、神が人を愛しておられることを知るなら、
私たちもその人を大切に扱います。
しかし、一般の人が三波春夫の言葉を勝手に解釈して、
お客さんなら何でも言う通りにすることではありません。
私たちがどんなことでも従い通すのは神様だけなのです。
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