『
成功の脳の作り方』
本を驚異的スピードで出す苫米地さん
アマゾン開くと、今年に入って、10冊以上出している。
これも脳機能学者ゆえに、スピード脳になっているからなのだろうか。
1冊、中古ですが、久しぶりに買ってみました。
前の本にもありましたけど、「コンフォートゾーン」を強調していましたね。
自分の慣れ親しんだ環境、領域のことを言う。
以下は勝手に考えた例ですが、こんな感じです
いつも平均60点を取る小学生がいたとする。
彼にとって、60点がコンフォートゾーンである。
60点前後の成績が彼の慣れ親しんだ領域。
あるテストで、たまたまがんばっちゃって、90点を取る。
すると、その子の脳は「60点人間なのに90点はおかしい」
そう判断して、次のテストではしっかり30点をとって、帳尻を合わせる。
ある女性は自分のこと「ダメ女」と心の深いところで信じている。
出会いの中で素晴らしい男性が彼女に愛を告白する。
しかし、彼女は素敵な男性といると、居心地が悪くなる。
「自分はダメ女なのに、素敵な男性が自分のこと好きになるはずはない」
そして、その男性の元を離れ、だらしのないダメ男に惹きつけられる。
そして、そのダメ男と交際して、
毎日、修羅場の中で泣き叫びならが、自分の脳はこう判断する。
「これがダメ女の私にふさわしい、ダメ男よ」
ある男性は、自分のことを「自分は成功できない。幸せになれない」
そう思い込んでいる。
そんな彼も仕事でうまくいき、成功を手にしようとしていた。
すると、脳が「そんなはずはない。私は失敗者なんだから、
自分には不幸がお似合いなんだから」
そう判断して、しっかり大事なところで失敗し、
手のひらから砂がこぼれ落ちるように、
成功も幸せも遠のいていく。
そして、脳は「ああ、やっと本来の落ち着いた環境に戻った。安心、安心」
だから、どんな環境に置かれても、その人のコンフォートゾーンに合わせて、
脳がふさわしい環境に戻してくれる。
それで、解決はコンフォートゾーンを変えること。
自分の思い描いたなりたい自分に思考、告白、態度を変えていく。
俳優のように、最初は演技でもいいから、
「自分は成功する。幸せになる」
そう信じて、それを演じる、そのように振る舞う。
そうすると、コンフォートゾーンがそこに移動するんだそうだ。
ボクは去年、引越しをしたが、
最初の頃は、慣れ親しんだ以前の住所、電話番号、郵便番号が頭にあって、
新しいものは忘れたり、すぐには出てこなかった。
しかし、1年半経って、すっかり、前のものは記憶の隅に置かれ、
新しい場所が自分の脳に刻まれた。
そうやって、自分を良い者に思い描いていくなら、
脳がそれを認知して、コンフォートゾーンとして設定してくれる。
だから、みんな変われます。
パウロも変わったよ
「私はキリストにあって、どんなことでもできる」