生き様は死に様
北山原殉教地(山形県米沢市)
上杉景勝に仕えた名将甘糟右衛門と187人の殉教者が出た場所。
甘糟右衛門を拷問にかけた役人は上司に
「彼は転ばず」
と報告している。
この報告は役人として、キリシタンを転覆させることを命じられた者として、
自らの失態を報告しているのである。
銀行の支店長が「多額の焦げ付きを出しました」と
言っているようなもの。
それは、甘糟右衛門がどんな拷問を受けても、信仰を捨てない姿勢に
感動し、その気高さに畏敬の念をこめてのこと。
キリシタン時代の殉教者がいつも心に抱いていた
「マルチリオの栞」に「殉教の条件3カ条」がある
殉教とは
1.死ぬこと
2.それはキリストのために
3.それは無抵抗であること
このような愚直なまでの生き方(死に方?)に憧れる、今日この頃です。
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