得たいなら捨てる

パスター・レイ

2008年06月26日 14:20


アイデアとか、物事の悟りというか、そういうことが、


ひらめく瞬間というのが、


あるものだ。


音楽家なら、突然、頭に曲が流れだす瞬間、


技術者なら、何か新しい技術のアイデアが浮かぶ瞬間。


宗教家なら、神の声が聞こえる瞬間など。


そういう、インスピレーションを受ける瞬間というのは、


案外、必至で考えている時とか、


それを追い求めて修行する時に来るのではない。


脚本家で映画監督の三谷幸喜氏は、脚本のアイデアは


シャワー浴びている時に来ると言っていた。


知り合いの牧師は神の声をよく聞くと言うが、


バスクリンいれて、湯船に浸っている時に、


語りかけてくるそうだ。(へええ)



ボクも日曜日、教会で説教するわけだけど、


何を話そうか必至で頭を使って、


机の上で格闘しても、ほとんど何も出てこない。


テレビ見てて、何にも考えていないとき、ふとやってきたり、


一日が終わり、車で家に帰る運転中にやってきたり、


そんなケースが多いですね。


つまり、力が抜けて、リラックスモードに入った時に


来るものです。


だいたい、人間的な努力でこんなものは得るものではない。


まったく、力みを抜いた


自分がない、ニュートラル状態。


そんなとき、天から、あるいは四次元の領域から


そういった知恵はやってくる。


バイブルに「自分の命を得ようとする者は失い、それを捨てる者は得る」


つまり、得ようとしないことだね。


いろんな人を見ていると、


お金に執着しない人のところに、お金が集まり、


お金を集めようとする人のところに、お金がない。


ホント、不思議な法則です。

関連記事