心の場所2

パスター・レイ

2008年04月07日 23:02





昨晩から暑くて、


扇風機回してしまいました。



心が知・情・意の部分を言うなら、


それは脳の機能になる。


大脳辺縁系の中にある、蓄積された記憶と感情とか


それが心になる。心の傷とかは、脳に関連する。


そう教えられました。


だから、人間が死んだら、


肉体も機能しなくなり、脳も当然死ぬ。


その時、心も終わりになる。


しかし、バイブルは人間はそれだけではないと教える。


心(知・情・意)の、もっと深い部分。


そこに「人の霊」がある。


体が心の影響を強く受けるように、


心も霊の強い影響を受ける。


霊→心→体になる。



WHO(国連世界保健機構)が


1998年に「健康」の定義の改変が成されました。


従来は「健康とは肉体的・精神的・社会的に満足できる状態」


としていましたが、改変後は、


「健康とは身体的、精神的、霊的(魂)が、


社会的にもダイナミックに調和のとれた状態にあること」


となりました。


霊的(スピリチャル)という言葉が新たに追加されました。


体が食物を必要とするように、


心が人間の愛、理解を求めるように、


霊も、霊の糧を求める。


その霊の部分を扱うのが、従来の宗教なんですが、


オウム依頼、宗教は怖いと、


言われていたのに、


しばらくすると、テレビではスピリチャルブームで


よくわからない霊能者が人気になったり、


雑誌にも占いとか、霊に関するものが氾濫している。


また、どんな歴史上の国、部族も


みんな宗教心があって、教えてもいないのに、


遺跡の中には礼拝所がある。


やめろと言っても、人間は本能的に


霊的なものを求める。



パスカル「人の心には本当の神にしか満たせない空洞がある」


アウグスチヌス「神は人間を神に向けて造ったので、
          だから私達は神の内に憩うまでは安らぎを得ないのだ」


ボクらは、人間関係のトラウマなんかで、傷ついているが、


本当は、もっと深くで、


霊が激しく渇いて、


霊の故郷に回帰することを望んでいる。


じゃあ、どこに回帰するのか?


また、次回に。
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