ひきこもりの国
カウンセラーの服部さんと、ジョシーのお友だちで、
昨年、アメリカの学会で、日本のひきこもりについて、一緒に発表したアメリカ人です。
このマイケルさん、日本に10年ぐらいジャーナリストとして、滞在して、
日本の抑圧された社会に、ショックを受け、
その後、いろんなことを調べ上げ、日本が変ること願って書いたようです。
本当に、日本を愛している人なんだなと、感じる本です。
ひきこもりがテーマだと思ったけど、
歴史、経済、社会システムにも触れて、読み応えのある一冊です。
ボクらは、日本にずっと住んでるけど、外国人から日本を見たら、大きな違和感があるんだなと。
けっこう、耳が痛いことも書いてあるので、
いい問題提起になると思います。
服部さんとジョシーの共著を出すと言いながら、なかなかでないから、
ジョシーに聞いてみたら、内容が過激すぎるという理由で、
出版社から、ストップがかかっているそうです。
たぶん、マイケルさんの本も、アメリカ人だから、出せたと思います。
もし、同じ問題提起を日本人がしたら、出版社も二の足を踏むでしょうね。
本は厚いけど、読みやすいし、教えられること多いです。
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