ひきこもりの国

パスター・レイ

2007年05月11日 17:31








「ひきこもりの国」 マイケル・ジーレンジガー著 


けっこう厚い本で、やっと読み終わった。






カウンセラーの服部さんと、ジョシーのお友だちで、





昨年、アメリカの学会で、日本のひきこもりについて、一緒に発表したアメリカ人です。





このマイケルさん、日本に10年ぐらいジャーナリストとして、滞在して、





日本の抑圧された社会に、ショックを受け、






その後、いろんなことを調べ上げ、日本が変ること願って書いたようです。






本当に、日本を愛している人なんだなと、感じる本です。





ひきこもりがテーマだと思ったけど、





歴史、経済、社会システムにも触れて、読み応えのある一冊です。





ボクらは、日本にずっと住んでるけど、外国人から日本を見たら、大きな違和感があるんだなと。





けっこう、耳が痛いことも書いてあるので、






いい問題提起になると思います。






服部さんとジョシーの共著を出すと言いながら、なかなかでないから、





ジョシーに聞いてみたら、内容が過激すぎるという理由で、





出版社から、ストップがかかっているそうです。





たぶん、マイケルさんの本も、アメリカ人だから、出せたと思います。





もし、同じ問題提起を日本人がしたら、出版社も二の足を踏むでしょうね。






本は厚いけど、読みやすいし、教えられること多いです。

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