自分をかえりみる

パスター・レイ

2007年03月29日 23:32







ガリラヤ湖で発見された
キリスト時代の船






うちの家族や周囲の人たちは、インフルエンザや風邪でダウンしているんですが、




今年、ボクは幸いにも、風邪一つひかずに、今まで過ごせました。




健康卵のおかげかな?






飛行機でトラブルになった時に、酸素マスクが降りてきます。




その説明書にはこう書いてあります。




「あなたが子連れでしたら、まず、あなたがマスクをつけて、酸素を確保してください。



次に、お子様にマスクをしてあげてください。」



ここに大切な原則がある。




助ける人がまず、自分の命を確保する。




それから、自分の大切な人を助ける。




バイブルに「自分を愛するように、あなたの隣人を愛せよ」




「自分を愛する」という前提があって、他者に向かう。




これは、自己中心になれとか、自分を一番大切にということでもない。




自分が潤ってない人が、人を生かすことはできないということかな。




世界中で犠牲的な愛を実践した人たちの多くは、




大切に育てられた人が多い。(絶対ではないけど)




マザーテレサ、ナイチンゲール、日本では蟻の町のマリヤと言われた北原怜子さん、




この人たちは良いとこのお嬢さんなんですよ。





それは、VIP待遇を受けたというこで、「あなたは大切で、特別な人、重要な人、」




と尊ばれた人ということです。




大切にされたので、自尊心が芽生えた。




マザーテレサもマケドニヤの上流階級の人で、インドのお嬢様学校の教師をしていた時、




貧しい人たちの苦悩を見て、彼らを助ける働きに、身を投じた。




これは逆説で、尊ばれた人、愛された人は、自分を捨てることができるんです。







でも、中には、怒り、貧しさ、コンプレックスなどのマイナスのエネルギーで




こういう働きをする人もいます。




でも、その心の動機に見返りを求める気持ちが強いわけ。




だから、必ずどこかで座礁する。




独り言で「こんなにやっているのに、わかってもらえない。。。」とかつぶやいたりします。




だから、純粋な心で人を愛するには、自分が愛され、大切にされること。




チャーチでそのことを口すっぱく言っているつもり。




そして、たとえ、育ちが悪くても、ボクらは神のVIPなんだと。




神の前でお坊ちゃん、お嬢さんだとね。




その愛のおこぼれが、人に流れていったらいいと。




まず、自分をかえりみようよ。
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