ついに来ましたね。台風の季節。
今夜、暴風域に沖縄本島は入るみたいだけど、毎度のことなので慣れてはいますが。
この時期になると、チャーチはどこでも、日曜日の礼拝の出席者は減少するんですよ。
運動会があるので、子供たちのいる家族が休みになったりする。
そして、台風なんかもあったりすると、やっぱり外出すると危険なんでね。
ボクはさすがにボクシーなので、いちお、チャーチに行く。
映画に「
炎のランナー」ってのがありましたけど、
その中にエリックというオリンピックのイギリス代表の主人公が出てくるんだけど、
彼はイングランド国教会の司祭もしていて、彼の出場する日が、日曜日になってしまい、厳格な信仰を
持つエリックは、100M出場を辞退してしまう。
イギリス国民から非難があがる中、もう一人の代表ハロルドががんばり、見事、金メダルを獲得。
エリックには400Mの出場がめぐってくる。得意種目ではないが、このエリックが奇跡的に金メダルを
獲った。彼は名誉を回復する。この映画は実話をもとにできた映画で、じっさいに20世紀の初頭に
あった話である。
このエリックはその後、中国へ渡り、宣教師として、生涯を生きる。
同じボクシーとして、エリックの生き方は感動します。
でも、今のボクらの生活で、これをやれと言われると、難しい。
忙しい現代で、職業も多種多様、日曜日に確実に休みだとは限らない。
また、子供たちの学校の行事も日曜日に当たる。スポーツの好きな人は、那覇マラソンにも出たいだ
ろう。また、冬になって、インフルエンザになった人が、日曜日に礼拝に来たら、他の人に移さないか
心配だし。
それでも、みんな犠牲払って、眠たいだろう日曜日の午前にチャーチにやって来る。礼拝に出て、讃
美歌を歌って、ヘタな説教聴いて、ドーナツ食って、元気が出て、お昼頃、帰っていく。
バイブルに「安息日を守れ」とあるけど、週に1日体を休めて、自分を振り返るのって大切だよ。
昔の日本は、盆と正月しか、仕事休まなかった。開国して、西洋人が入ってきて、彼らが、日曜日にチ
ャーチで礼拝するため、商売を休む。それで、取引できないので、日本人も週1日休むようになったと
言う。
やっぱり、週1の休みは大切だ。同じ休日なら、月曜日疲れが残るような過ごし方ではなく、はりきっ
て、スタートをきれるような過ごし方をしたい。