2011年07月08日
今日のバイボー(5)
「私といっしょに上って行った私の身内の者たちは、
民の心をくじいたのですが、私は私の神、
主に従い通しました。」ヨシュア14:7.
かつて、イスラエルがカナンの地に入る前、
荒野から12人の若者をスパイとして送り出しました。
その中にヨシュアとカレブがいました。
他の10人は悲観的な態度を見せて、イスラエルの民を挫けさせましたが、
カレブとヨシュアは信仰的態度を取りました。
そして、カレブは85歳になる今もずっと、
「主に従い通しました」と告白しています。
「従い通す」というのが大切です。
誰も始めは燃えて信仰をスタートさせるですが、
誘惑や困難で多くの人が確信を投げ出すのです。
アフリカのある国の陸上選手にメンタルコーチを依頼された
ルー・タイスがある日、マラソン選手のコーチをしていました。
彼は有望な選手でしたが、ゴールの数キロ前になると、
いつも原因不明の頭痛になってしまうのです。
それはランナーが一番苦しくて競技を放り出してしまいたくなる地点なのです。
彼はルーに訴えます。
「だめなんだ。ゴールが近くなると、頭痛がひどくなる。
ゴールはもうすぐなのに、痛くて走れないんだ。」
ルーは彼に言いました。
「では、頭が痛くなったら走るのをやめて、路肩で座って休みなさい。」
彼は怒って言いました。「なんてことを言うんだ。金メダルを取ったら、
大統領から土地も家も、牛もたくさんもらうことになっているんだ。
途中でやめることなんてできるわけないだろう」
ルーは彼に微笑んで言いました。
「じゃあ、走るしかないね。」
走りはじめた信仰のレースはゴールしなければいけません。
ゴールの暁には、主の約束された相続地を私たちは手にするのです。
Posted by パスター・レイ at 14:01│Comments(0)
│バイブル
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