今日のバイボー(244)
「主はこう仰せられる。「あなたがたの先祖は、わたしにどんな不正を見つけて、
わたしから遠く離れ、むなしいものに従って行って、むなしいものとなったのか。」
エレミヤ2章5節。
弱いイスラエルをいつでも助け、愛して下さった主なる神。
その完全な愛に包まれていたにもかかわらず、
イスラエルは神を捨てて、偶像に走りました。
人間は真実なものより、歪んだ情愛に惹きつけられます。
マリリン・モンローの墓に毎日のように、薔薇の花を飾る人がいました。
ジョー・ディマージオという野球のスター選手です。
彼はマリリンの元夫です。
離婚した後も再婚をせず、ずっとマリリンだけを愛し続けた人です。
そんなに愛しているのになぜ別れなければならなかったのでしょうか?
マリリンと結婚したジョーは深く彼女を愛し、大切にしたのです。
しかし、愛せば愛するほど、マリリンの心はジョーから離れて行きました。
彼女は多くの男性のセックスシンボルとなることの方が興奮して、
生きている実感があるのでした。
ある日、ジョーは完成したばかりのマリリンの映画を見ました。
彼女がマンホールから吹き上げる風でスカートを押さえているシーンがありました。
映画館で男性たちが鼻の下を伸ばして見ています。
そのシーンを見たジョーはショックで家を出て行きました。
その後のマリリンの悲劇はご存知だと思います。
聖い命の水を飲むより、濁った泥水を飲みたがる私たち。
これほどひどい仕打ちを受けても、神はイスラエルをあきらめずに、
最後は救い出すと約束されているのです。
この神の片思いの痛みを理解しているでしょうか。
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