今日のバイボー(215)
「・・彼らは、不正な利を得るために、教えてはいけないことを教え、
家々を破壊しています。」テトス1章11節。
宗教はいつの時代も商売の道具になって来ました。
「人はなぜ騙されるのか?」という本がありますが、
なぜ騙されるかと言うと、その人に欲があるからです。
お金が欲しい人は金儲けの話に騙されます。
誰かに愛されて依存したい人は結婚詐欺に遭います。
自分の人生の責任を取りたくない人はカルトに騙されます。
教会においても不正な利を得るために間違った教えをする人たちがいて、
多くが騙されていたのです。
信仰を持てば、いろんな祝福があると考えて、
繁栄を求めて教会に来る人は騙されます。
繁栄とか祝福は副産物であり、本質的なことではありません。
アフリカや中国のクリスチャンは貧しく、迫害に遭っているのです。
何か自分にメリットがなければ教会に行かない。
これは聖書の教える信仰ではありません。
神が天地を創造されて、私たちも造られました。
礼拝を通して、栄光をお帰しすることを神が求めている。
御子によって私たちを深く愛している。
その偉大さと愛に感動して、神を敬う心で信じるのです。
それ以外の何かが動機となってはいけません。
信仰がおかしくなるのは、純粋な動機から離れた時にそうなります。
教えに騙されないために、神ご自身に心を向けよう。
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