今日のバイボー(185)

パスター・レイ

2012年06月19日 06:13

「また『心を尽くし、知恵を尽くし、力を尽くして主を愛し、
また隣人をあなた自身のよ うに愛する』ことは、
どんな全焼のいけにえや供え物よりも、
ずっとすぐれています。」マルコ12:33。


日本の宗教法人への会員登録は2億人を越えると聞いたことがあります。

2億越えるというのは、一人で複数の宗教をやっている計算になりますね。

これだけ多くの人が宗教をやっているわけですが、

何のためにやっているか、一人一人の心を探るなら、

そのほとんどは、人間関係、病気、お金などの解決、

ひいては心の平安を得ることが目的です。

熱心に自己鍛錬して、揺るぎない信仰心をもって、

どんな問題にも負けない自分になることです。

つまり、全部、自分のためなのです。

クリスチャンも心の底にある動機を探るなら、

本当は自分の幸せのために信じている場合が多いのです。

神と人を心から愛するために生きることが信仰の目的です。

イエス様はこれが律法で一番、重要な内容だと言いました。

私たちは人生を終えて、神様と清算をしなければなりません。

そして、私たちがどのような目的で生きていたのか、

心の動機を探られます。

神と人を愛するために生きたことだけが尊いとされます。

良い行いも大切ですが、

それを何のためにやっているのか、

そのことの方がもっと大切です。

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