今日のバイボー(153)

パスター・レイ

2012年04月18日 07:06

「キシュにはひとりの息子がいて、その名をサ ウルと言った。
彼は美しい若い男で、イス ラエル人の中で彼より美しい者はいなかっ た。
彼は民のだれよりも、肩から上だけ高かった。」Ⅰサムエル9:2。


前回、サムエルに王様が欲しいと願ったイスラエルの民の要求を、

本意ではないにしても聞き入れることになりました。

それで、白羽の矢が立ったのが、サウルでした。

ご存知のように、このサウルは後に神様に反抗して、

イスラエルを不幸にして、悲劇の死を遂げる人物です。

イスラエルの初代の王ではありますが、

本当にみこころにかなったイスラエルの王はダビデなのです。

それではなぜ、神様はサウルを王にしたのでしょうか?

それはイスラエル人が求めている王がサウルのような人だったからです。

サウルは金持ちで名家の出身のサラブレットです。

誰よりも背が高く、誰よりもハンサムで、

人が憧れるすべてを持っていました。

つまり、神様は、イスラエルに必要な王ではなく、

彼らが納得する王を立てたのです。

もし、他の誰かならイスラエル人は納得しないで、

受け入れなかったでしょう。

例えるなら、結婚するのに、容姿や家柄、貯金など、

自分の好みで決める結婚のようです。

このような結婚は悲劇になるのです。

人はうわべしか見ません。

しかし、神様は心を見ます。

あなたの人生はあなたがオーダーしたものが与えられます。

あなたが欲で生きているなら、

その欲に従って、人生が作られて行きます。

あなたの心が神様に向けられ、

神様の願うことを求めているなら、

そのような人生になって行きます。

大切なのは心に何が占めているかです。

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