今日のバイボー(148)
「あなたがたは、手でさわれる山、燃える火、黒雲、暗やみ、あらし、ラッパの響き、
ことばのとどろきに近づいているのではありません。」ヘブル12:18。
小さい頃に亡くなった私の祖父は、
元陸軍の偉い人上で、とても厳しく短気な人でした。
私が小児喘息で夜中にぜいぜいして泣いていると、
隣から「うるさい」と怒鳴り声がして、
それは恐ろしいものでした。
祖父は怖くて、近寄れない存在だったのです。
モーセたちが旧約で神様が近づかれた時、
恐ろしくて震え上がり死ぬ思いをしました。
彼らは二度と近づきたくないと思ったのです。
本来の神は聖で、罪の一つさえ受け入れられないお方です。
もし、罪人のまま近づけば、死をもって裁かれるのです。
そのような義と聖の神様と罪人の私たちが、
イエス様によってまったく関係が変わりました。
私たちのために、ご自身が犠牲になって、
私たちをきよめて下さったのです。
それゆえ、愛と慈しみによって、
私たちを受け入れて下さるのです。
なぜ、イエス様は家畜小屋で産まれたのでしょう。
それは身分の低い人でも訪ねることができるようにです。
現に人から見下げられた羊飼いが最初にイエス様を訪問しました。
なぜ、イエス様は赤ん坊からスタートしたのでしょう。
赤ん坊に心を閉ざす人はいないのです。
どんな人を恐れる人でも、赤ん坊には近づけるのです。
赤ちゃんがいたら、その笑顔に人はいやされます。
私たちはその優しいイエス様の支配する、
永遠の国に入って、
永遠の安息を得るのです。
関連記事