今日のバイボー(146)

パスター・レイ

2012年04月09日 06:34

「主はその愛する者を懲らしめ、受け入れるすべての子に、
むちを加えられるからである。」ヘブル12:6。


人生には良いことよりも、苦しいことの方がずっと多い気がします。

なぜ、神様は良いことの方を増やしてくれないのかな?

と考えたりするかもしれません。

しかし、、私たちの人生が右肩上がりに順調に進んでいたなら、

今よりもずっと傲慢で鼻持ちならない人間であったことでしょう。

何よりも神を忘れ、滅びの道を進んでいたはずです。

人間はそれだけ罪深いのです。

そんなことを神様が許すはずがありません。

私たちがうぬぼれた人間にならないように、

矯正のため、懲らしめられるのです。

そして、その懲らしめが神の子である証拠だと言います。

現代では、兄弟みたいに仲の良い親子が増えていると言います。

友達感覚で子供に接する親がいるわけです。

それを良い事のように考える人もいますが、

それは実のところ、子供を叱ったり、戒めるという、

親業を放棄しています。

愛する者を叱ったり、懲らしめることは、心の痛むことであり、

子供は未熟なので、親が恨まれることになるからです。

自分が嫌われたくない、苦しい思いをしたくないという、

子供よりも自分のことを思う親だと、

子供を懲らしめることはできません。

神様は真実な愛の神なので、私たちに一番、良い事をなさいます。

その多くが懲らしめなのです。

その痛みのともなう愛がわからない私たちは、

「なぜ、神が愛ならこんなことを許されるのか?」

と自分を中心に神様を見るのです。

「親の心、子知らず」です。

成熟すると言う事は、涙しながら、私たちを懲らしめられる、

天の父の親心を理解することなのです。

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