今日のバイボー(144)

パスター・レイ

2012年04月05日 06:34

「信仰によって、彼は約束された地に他国人のようにして住み、
同じ約束をともに相続するイサクやヤコブとともに
天幕生活をしました。」ヘブル11:9.

子供の頃、ハワイの親戚が遊びに来たことがあります。

年長の伯母さんは1世でしたので、普通にウチナーンチュでした。

しかし、彼女の娘たちは、英語しか話せませんでした。

畳で足を伸ばして座ったり、お茶に砂糖を入れたり、

顔はウチナーンチュでも、振る舞いは外人なのです。

子供の代から完全に異国人になっていたのです。

人は異国に住みだすと、その文化の影響を受けて、同化して行きます。

しかし、アブラハムは同化しませんでした。

彼だけではなく、息子イサクも、孫ヤコブも

神様の与える価値観で生きて、神の民としてテント生活をしたのです。

夏にキャンプで2,3日テント生活したら、楽しいのかもしれません。

しかし、それをずっと続けるとなると、

どれだけ不便で、忍耐を強いられるでしょう。

この世でクリスチャンとして生きることは、

決して、居心地がいいわけありません。

疎外感、孤独間を持つのが普通です。

それでも、この世に同化せずに、不便な生活を選ぶのは、

天国人としての人格を守るためです。

天国には、天国の価値観を保つ者が入るのです。

この世と同化した者が、ある日、まったく変わって、

天国に入るのではありません。

私たちは神様から天国の相続権を与えられています。

その約束を信じて、

天国人として生涯を生きようではありませんか。

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