今日のバイボー(144)
「信仰によって、彼は約束された地に他国人のようにして住み、
同じ約束をともに相続するイサクやヤコブとともに
天幕生活をしました。」ヘブル11:9.
子供の頃、ハワイの親戚が遊びに来たことがあります。
年長の伯母さんは1世でしたので、普通にウチナーンチュでした。
しかし、彼女の娘たちは、英語しか話せませんでした。
畳で足を伸ばして座ったり、お茶に砂糖を入れたり、
顔はウチナーンチュでも、振る舞いは外人なのです。
子供の代から完全に異国人になっていたのです。
人は異国に住みだすと、その文化の影響を受けて、同化して行きます。
しかし、アブラハムは同化しませんでした。
彼だけではなく、息子イサクも、孫ヤコブも
神様の与える価値観で生きて、神の民としてテント生活をしたのです。
夏にキャンプで2,3日テント生活したら、楽しいのかもしれません。
しかし、それをずっと続けるとなると、
どれだけ不便で、忍耐を強いられるでしょう。
この世でクリスチャンとして生きることは、
決して、居心地がいいわけありません。
疎外感、孤独間を持つのが普通です。
それでも、この世に同化せずに、不便な生活を選ぶのは、
天国人としての人格を守るためです。
天国には、天国の価値観を保つ者が入るのです。
この世と同化した者が、ある日、まったく変わって、
天国に入るのではありません。
私たちは神様から天国の相続権を与えられています。
その約束を信じて、
天国人として生涯を生きようではありませんか。
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