今日のバイボー(61)

パスター・レイ

2011年11月14日 07:05

「幸いなことよ。あなたが選び、近寄せられた人、
あなたの大庭に住むその人は。私たちは、あなたの家、
あなたの聖なる宮の良いもので満ち足りるでしょう。」詩編65:4。


私たちはクリスチャンになると、「

祈らないと」「ディボーション怠けないようにしないと」

と何か自分に主体があって、与えられたノルマを果たさないといけないように考えます。

これも物事を逆さに見ています。

逆なのです。

私たちがどんなに祈りたい、神に近づきたいと願っても、

主がお許しにならなければ決して近づくことができないのです。

「あなたが選び、近寄せられた人」しか許されていないのです。

主に選ばれず、近寄せられない人はどんなに苦しんでも、

私生児のように扱われるのです。

ダビデはそのことをよく理解していて、

自分が選ばれ、どれだけ恵まれた特権を受ける者とされたかを知っていました。

だから、期待と感謝をもって神に近づきました。

あるドラマを見ていると、ある商社マンが中東の国で仕事を始めるために、

有力な政治家と接触を試みました。

あらゆるコネとお金を使いましたが、その政治家に近づくことは許されませんでした。

それでもあきらめない商社マンは政治家の豪邸の前で毎日、帰りを待って、直談判を始めます。

彼の努力が実ったのはずっと先のことでした。

偉大な神に近づくことはそれ以上のものです。

それが私たちに許されているのです。

許されたものには神が近寄せて、良いもので満たすのです。

それがどれだけ特権か。ダビデのようにわかる人には近づかずにはおられないのです。

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