今日のバイボー(38)

パスター・レイ

2011年10月04日 07:17

「人の子よ。これらの者たちは、自分たちの偶像を心の中に秘め、
自分たちを不義に引き込むものを、顔の前に置いている。
わたしは、どうして彼らの願いを聞いてやれようか:。」エゼキエル14:3.


イスラエルの長老たちが神様からの預言を聞くために、

預言者エゼキエルの前に集まりました。

しかし、神様は人の心をご存知です。

彼らは神の前に出ながら、自分の腹に仕えていました。

ですから、神のことばを聞いても、それが自分に都合が悪ければ退け、

たとえ神のことばではない、別のことばであっても、

自分の望むことであれば、それに飛びつきます。

このような人は、自分と自分の周りの祝福、繁栄は求め続けます。

しかし、神の命令を守ること、神を礼拝するためにすべてのものよりも優先にすること、

人を赦し、愛すること。迫害さえも受けること、そういった犠牲を払う事は嫌なのです。

その人たちは形ある偶像は拝まなかったかもしれませんが、

その実、まことの神ではなく、心の偶像を拝んでいたのです。

この人たちがどんなに声高らかにさんびしても、彼らの中では、

神は高く上げられる事は無いのです。

心の割礼を受けないで、神を礼拝することほど虚しいものはありません。

自分をささげきった礼拝こそまことの礼拝です。

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