今日のバイボー(4)
「レビ部族には、モーセは相続地を与えなかった。
主が彼らに約束されたとおりにイスラエルの神、
主が彼らの相続地である。」ヨシュア13:33.
他の11部族にはそれぞれ財産としての相続地が割り当てられましたが、
レビ族にはありませんでした。
彼らは見える報酬はもらえず、生涯、ひたすら神に仕える部族として生きたのです。
ビバリー・シーアという青年は音楽の才能に恵まれ、
一般のレコード会社からの契約の話もあり、
将来の成功は約束されていたようなものでした。
彼はこれからの自分の人生について深く考えていました。
そんな時、彼のピアノの鍵盤の上に紙が置いてありました。
それは彼の母のものでした。
彼女は自分が気に入った詩を息子に読んでもらいたいために、
置くことがありました。その詩にはこう書いてありました。
「♪キリストには 代えられません、世の宝もまた富も、
このお方が 私に代わって死んだ故です。
世の楽しみよ、去れ 世の誉れよ、行け、
キリストには 代えられません 世の何物も。
♪キリストには 代えられません 、有名な人に なることも、
人のほめる言葉も この心を引きません。
♪キリストには 代えられません。
いかに美しい物も、このお方で
心の満たされてある今は」
シーア青年はその場で泣き崩れました。
そして、彼はこの世で有名になる道を捨て、福音歌手になりました。
後にビリーグラハムの集会で豊かに用いられました。
そして、彼はその歌詞に曲をつけました。
それが、日本で一番人気のある「キリストにはかえられません」になりました。
キリストこそ、私たちの最大の財産です。
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