久しぶりに映画3本
わが家でプロジェクターを購入してからと言うもの、
WOWOWのハイビジョンで映画を見れることになって、
映画館に足を運ぶことがめっきり減ってしまった。
それでも、ギフト券とかもらえば、話は別です。
2週間前に立て続けに3本見ました。
「八日目の蝉」
だいぶ前なので、印象が薄れた気がするけど、とても良かった映画です。
愛人の子供を誘拐して育てた女、その不倫相手の男、
不倫されてヒステリーを起こす妻、そして、複雑な生い立ちの娘。
この4人がメインです。
この4人とも責められるべき要素がある。
しかし、4人とも同情すべき痛みがある。
ただただ悲しい最後でしたね。
それにしても、みんな演技がリアルでした。
永作さんは、とくに良かった。
「英国王のスピーチ」
現在の女王エリザベスさんのお父さんの話。
王室に生まれることは優雅なだけではなく、
庶民にはわからないプレッシャーが絶えずあるということがわかりました。
どもりに悩むアルバート王子と、美智子さんの失語症がダブってしまいます。
家族の愛と、言語療法士との友情に心が熱くなりました。
「ブラックスワン」
イスラエル人のナタリー・ポートマンはエキゾチックで良かったっす。
プーリン家のアン役もとても良かったけど、この映画は見事にはまった感じ。
モデルやクラッシックをやる女性には、母親との葛藤のある人が多いそうで、
この映画のヒロインの母親も自分の夢が挫折して、
娘にその夢を託す、星一徹のような背景を持つ人。
プリマに決まって、プレッシャーを受けると、
本来、持っていたもろい精神が崩壊してしまう。
ライバルに対する妄想はホラー映画より怖いよー
やっぱり、大画面で見る映画はいいっす。
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