久しぶりに映画3本

パスター・レイ

2011年06月07日 19:07

わが家でプロジェクターを購入してからと言うもの、

WOWOWのハイビジョンで映画を見れることになって、

映画館に足を運ぶことがめっきり減ってしまった。

それでも、ギフト券とかもらえば、話は別です。

2週間前に立て続けに3本見ました。




「八日目の蝉」

だいぶ前なので、印象が薄れた気がするけど、とても良かった映画です。

愛人の子供を誘拐して育てた女、その不倫相手の男、

不倫されてヒステリーを起こす妻、そして、複雑な生い立ちの娘。

この4人がメインです。

この4人とも責められるべき要素がある。

しかし、4人とも同情すべき痛みがある。

ただただ悲しい最後でしたね。

それにしても、みんな演技がリアルでした。

永作さんは、とくに良かった。






「英国王のスピーチ」


現在の女王エリザベスさんのお父さんの話。

王室に生まれることは優雅なだけではなく、

庶民にはわからないプレッシャーが絶えずあるということがわかりました。

どもりに悩むアルバート王子と、美智子さんの失語症がダブってしまいます。

家族の愛と、言語療法士との友情に心が熱くなりました。





「ブラックスワン」

イスラエル人のナタリー・ポートマンはエキゾチックで良かったっす。

プーリン家のアン役もとても良かったけど、この映画は見事にはまった感じ。

モデルやクラッシックをやる女性には、母親との葛藤のある人が多いそうで、

この映画のヒロインの母親も自分の夢が挫折して、

娘にその夢を託す、星一徹のような背景を持つ人。

プリマに決まって、プレッシャーを受けると、

本来、持っていたもろい精神が崩壊してしまう。

ライバルに対する妄想はホラー映画より怖いよー



やっぱり、大画面で見る映画はいいっす。


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