仏像

パスター・レイ

2009年07月28日 08:24



那覇市内の某お寺にあった仏像です。

以前、茨城にいた時に、成田空港に人を迎えに行く時に、

ひときわ、でかい仏像があったのを思い出す。



牛久大仏と言って、最近まで、世界一の大きさの仏像でギネスに載っていた。


キリスト教では、仏像は偶像と呼ばわって、近づかないものだが、

美術的にはけっこう好き。

ヨーロッパの金ぴかの教会や神殿よりも、

地味であまり自己主張しない、

風景に溶け込んだ日本のお寺や神社のたたずまいは

けっこう、落ち着くんですね。

先週、娘が小さい頃、よく散歩した話をしたが、一番、よく行ったのが神社。

大きな木があって、境内もきれいにされてて、何かいいんだよね。


今回、お寺に行ったのは、実は出棺と火葬の司式を頼まれたから。

なんと、お寺で牧師がキリスト教で司式をしたんです。

お寺の中で、賛美歌を思いっきり歌いました。

依頼のあった方は、本土の人で3年前にご主人を亡くされていた。

奥様は親からの檀家で仏教徒なんですが、

ご主人が亡くなる間際に洗礼を受けたわけです。

遺言もあって、キリスト教式を希望したわけです。

遺言でキリスト教式を希望しても、世間体とか気にして、

遺言を無視するケースがよくあるが、

それを考えたら、誠実な奥様だと思います。

それで、3年前にお世話になっているお寺を借りて、キリスト教式で行った。

これを許可した住職さんも寛容というか、

自分が逆の立場で頼まれたら、すごいことだと思ったよ。


それで、ご主人の時の告別式で、良い印象を持ってくれて、

今回、お父様が亡くなられて、ふたたび依頼があったと言うわけです。


最近、おくりびとという映画がはやりましたが、

人間の運命と別れの厳粛な時間を送ることで、

人生を悔いのないように、真剣に生きることを教えてくれる。




しかし、

そうは言っても、今の時点で人生に後悔がいっぱいあって、

毎日が適当すぎて、なんか、締まりがないっす。

気力体力もだんだん衰えてくるし、

困ったものです。






関係ないけど、高田純次が大好きです。

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