闇の子供たち

パスター・レイ

2009年06月03日 16:59



『闇の子供たち』

去年、だいぶ話題になった作品でしたが、

レンタルして昨晩見ました。

しかし、なんとも重たく、やるせない気持ちを今も引きずっている。

フィクションであると言うとが、全部、事実ではないにしても、

リアルに近い世界がきっとあるんだろうと、感覚的に感じた。

アジアの買春ツアーなどは山ほどあると聞くし(女性の団体客もあるらしい)、

それが、子供対象になると、それは悲惨だ。




臓器売買、幼児性犯罪はまことに許せないものであるが、

そのような性癖を持つ者は、かつて、

そのような性的虐待を経験している人が多いと言われる。

じっさい、子供の売買をする運び屋の青年も性奴隷にされた経験があり、

主人公の南部も、醜悪な過去を引きづっている。


人類の罪の連帯性というか

悲しい悪のスバイラルである。






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