闇の子供たち
『闇の子供たち』
去年、だいぶ話題になった作品でしたが、
レンタルして昨晩見ました。
しかし、なんとも重たく、やるせない気持ちを今も引きずっている。
フィクションであると言うとが、全部、事実ではないにしても、
リアルに近い世界がきっとあるんだろうと、感覚的に感じた。
アジアの買春ツアーなどは山ほどあると聞くし(女性の団体客もあるらしい)、
それが、子供対象になると、それは悲惨だ。
臓器売買、幼児性犯罪はまことに許せないものであるが、
そのような性癖を持つ者は、かつて、
そのような性的虐待を経験している人が多いと言われる。
じっさい、子供の売買をする運び屋の青年も性奴隷にされた経験があり、
主人公の南部も、醜悪な過去を引きづっている。
人類の罪の連帯性というか
悲しい悪のスバイラルである。
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