バベル見てきました

パスター・レイ

2007年05月07日 23:27








今日は、映画館がメンズデーなので、




先週のスパイダーマン3に続いて、 『バベル』 を見てきました。





 バベルはバイブルに出てくる、天にまで、届くほどの高い塔の話。





それ以来、人類は言葉が分かれ、異文化が形成されていく。




この映画はモロッコ、メキシコ、日本が舞台なんですが、




一丁のライフルで、この3つをつなげるという内容。




世界のどこに暮らしていても、それぞれ、葛藤があり、




それぞれの気持ちをなかなか伝えられない、そこがバベルなのかな?




メキシコやモロッコは貧しく、治安も悪い。




みんな、経済的に必死で生きている感じで、そこから起こる苦悩が伝わる。




しかし、なぜか日本は違うね。




経済も治安もずっといいし、モロッコやメキシコの人たちが求めているものは全部ある気がする。





しかし、菊地凛子さん演じた、ろうあ者の女の子の孤独と寂しさは、少し違う感じがした。





まあ、どの人種にしろ、人間に大切なのは、つながりだと言いたい気がしました。





あと、ハリウッドの描く日本には、いつも違和感を感じるが、




ちょっと、日本の女性が軽薄すぎない?と思ったのはボクだけだろうか。




この映画の意図することが、なんとなくしか、わからないが、とても深い内容だったと思う。

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