マザーのことば

パスター・レイ

2009年05月12日 21:28

2年ぐらい前に、TIME誌で、

慢性的な苦悩を書き綴った手紙を暴露された

マザーテレサ。

カルカッタのもっとも貧しい者とともに生きた生涯だけに、

その苦悩もわかるような気がする。

人を愛するというのは、じっさいは、汚い世界に入り込むことだ。

その人のどす黒い心と接触すると言うこと。

だから、傷つき、ボロボロになる。

そして、自分の弱さに気づき、

そんな中、何か偉大で崇高な存在の助けを求める。

そして、本当に生きることを知る。

彼女の言葉を載せておきます。


人は不合理、非論理、利己的です。
気にすることなく、人を愛しなさい。

あなたが善を行なうと利己的な目的で、
それをしたと言われるでしょう。
気にすることなく、善を行ないなさい。

目的を達しようとするとき、
邪魔立てする人に出会うでしょう。
気にすることなく、やり遂げなさい。

善い行ないをしても、
おそらく次の日には忘れられるでしょう。
気にすることなく、し続けなさい。

あなたの素直さと誠実さとが、
あなたを傷つけるでしょう。
気にすることなく、素直で誠実であり続けなさい。

あなたが作り上げたものが、壊されるでしょう。
気にすることなく、作り続けなさい。

助けた相手から、
恩知らずの仕打ちを受けるでしょう。
気にすることなく、助け続けなさい。

あなたの中の最良のものを、
この世界に与えなさい。
たとえそれが、十分でなくても、
気にすることなく、
最良のものをこの世界に与え続けなさい。

最後に振り返ると、あなたにもわかるはずです。
あなたと他の人の間のことであったことは、
一度もなかったのです。

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